夜8時を過ぎると、南東の空20度くらいにとても明るい星が見えています。一番明るい星なので、見間違うことはありません。太陽系で一番大きな惑星である木星が、その星です。 小さな望遠鏡(双眼鏡でも何とか分かります)を向けると、400年前にガリレオ・ガリレイが発見した木星の衛星が見えます。イオ・エウロパ・ガニメデ・カリストの4個です。時間をおいて観察すると木星に近づいたり遠ざかったりする様子が分かります。(木星には60個以上の衛星があります。) 7月中旬、木星に小天体が衝突した痕が発見されました。画像には、その衝突の痕がまだ見えていますが、大分広がってしまい、見づらくなっています。また、衛星イオが木星に近づいていく様子もとらえました。 |
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